こんにちは! 渡辺です。
前回お伝えしましたお見積書のお話の続きです。
お見積書に表記されています主な工事とその内容について少しずつご紹介していきます。
今回は仮設工事のお話です。
仮設工事には共通仮設工事と直接仮設工事があります。
共通仮設工事とは、仮設工事のうち建物自体を建てる行為には直接的に関係しませんが、工事全体を行うに当たって必要となる工事のことです。
直接仮設工事とは、工事で建物本体を建てるために直接必要な仮設物のための費用です。
共通仮設の主な項目には準備費や仮設のトイレや工事看板、工事に使用する電気・水道などがあげられます。
また、敷地周辺への対応費用、交通誘導員なども含まれます。
それぞれの項目は基本的に1式として計上されることが多いですが、工期全体の期間として〇ヶ月として表記されることもあります。
直接仮設の主な項目としては足場、屋内の片付け・養生・クリーニングや発生材の処分費などがあります。
こちらは建物の床面積(㎡)や足場などは架ける足場の面積(㎡)などで計上されていきます。
お客様の手元に残るものがない工事ではありますが大切な工事でもあります。
話は変わりますが、先日毎年おこなっております協力業者の方々との勉強会でこちらへ行ってまいりました。
富士山世界遺産センターです。
富士山に関するものが数多く展示されていましたが、つい建物の方をジロジロ見てしまいました。