こんにちは、営業の新村です。

油圧機器メーカーのKYBと子会社のカヤバシステムマシナリーが建築用の免振・制振装置の

データ改ざんが世間を賑わせました。

 

不適合品が使われていた建物が合計987件に上ることを明らかにされました。

今後増えていくのでは・・・

さらに、基準には収まっているものの、データを書き換えた製品が使われている物件が108件と聞きました。

改ざんがされたのは、地震の際に建物の揺れを抑える免振オイルダンパーと制振オイルダンパーの検査結果データ。

期間は2003年の1月から2018年の9月までと聞きました。

調べたら、免振オイルダンパーの性能は国の基準値からプラスマイナス15%以内に収まるように定められているが、

同社は基準値から外れたデータを基準値におさまるように書き換えていた様子です。

検査していた人が少なかった?1人とも聞きました。

今後、どのように対応していくのか?

地震、自然災害の時に避難施設になっている建物が対象になっています。

免振装置は点検用で地下に入れるようになっているから、取替業務の

対応はできると考えられますが、制振装置は壁の中に入っていると取り換えが困難と想像します。

中村建設でも数年前に免振装置を採用していました。

オイレス工業の免振装置です。

改ざんの発表後に東京のオイレス工業本社に問合せをしました。

KYBとは取引がなく、自社にて検査は確実に行っていると聞きました。

 

こちらの写真は中村建設が採用しています、千博産業の制振装置です。

こちらもKYBと関係なく、ドイツの世界的に有名なビルシュタイン社と製品を供給しています。

早急に文章にて対応していただきました。安心して販売できます。

 

私の勝手な意見ですが、今回の報道は「データ改ざん」していたことが問題です。

免振・制振装置は悪くありません。データに基づいた検査をした商品なら安全です。

 

中村建設にも何件か問合せがきましたので、コラムにてご案内いたしました。