こんにちは。大高です。
今日は、先日契約をいただいたお客様のところへ、図面確認の件でお伺いしたところ
皆さんにぜひご紹介したいお話をうかがったのでお披露目いたします!
地震の備えについて、弊社でも建物、特に構造的に強い家のご提案をしておりますが、
火災についての備えはいかがでしょうか?
内閣府のHPによると、
『地震による火災の過半数は電気が原因であることをご存じでしょうか。
東日本大震災の本震による火災で、原因が特定されたもの108 件のうち58 件が電気関係の出火でした。
(2011 年東日本大震災火災調査報告書より)
地震発生後、避難のために自宅を離れるときは、停電時であってもブレーカーを切りましょう。不在中に電気が復旧したとしても、電気ストーブやヒーターなどの上に落下した布などからの出火を防ぐことができます。
また、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合には、一定以上の揺れが発生した際に電気を自動的に止める感震ブレーカーの設置が有効です。』
とありました。 『逃げる時はブレーカーを落としましょう』という呼びかけは知っていても、
たぶん実際には確認できる余裕があるか判りません。
そこで、内閣府でもおすすめの『感震ブレーカー』を調べたら某メーカーで3万円もしました。
しかも電気屋さんに工事をしてもらわないといけません。
「それよりもっと簡単で確実なものがあるんです」と教えていただいたのがこれです。
ブレーカーのスイッチに、おもりが付いていて、おもりを置く台があります。
地震が起きると・・・
おもりが台から外れて、ブレーカーが切られました=電気が遮断されます。
ブレーカーを戻す前後には、必ず周辺に火災につながるものがないか?
感電しそうな状況ではないか?のご確認をお願いします。
簡単な仕組みですが、これってとっても重要なことです。 実際のブレーカーにはこんな風に使います。
なんとわかりやすい。でも全然思いつきませんでした。
今回教えてくださったS様も、
「僕だけが対策をするんじゃなくて、地域の皆さんがそれぞれに実施しないと意味のないことなんです。
みんなが、火災にならない工夫をすることで地域の安全が守られることが一番大事なので。
だから、皆さんに実験してもらってわかってもらえるように、工場の外壁のところにこの装置を取付してあって、
みんなに触ってもらって理解してもらいたいんです。」 とおっしゃっていました。
なるほど。それで全く配線が無くて、スイッチだけなんですね。
実験装置と、S様が輝いて見えました。「地域の皆さんにぜひ広めた~い!」
たぶんこのブログをご覧いただいている方は、ご自宅の事、建築の事に関心がある方が多いと思います。
ご自宅を不用意な火災から守りたいですよね。
早速私も、おもりと台座の役割を果たすものを探して、自宅のブレーカーの対策をしてみます。
皆さんも是非お試しくださいね。
詳しい情報をお知りになりたい方はぜひお問い合わせくださいませ。