当社では、狭小地で家を建てたいというお客様からよくご相談を受けます。
実際に、狭小地で施工をした事例も数多くあります。
では、なぜ当社は狭小地での家づくりに強いのでしょうか。
今回は、その理由をお話しします。

狭小地に重量鉄骨の家が最適な理由

狭小地に家を建てる際には、重量鉄骨の家が最適です。なぜなら、柱や筋交いの配置を気にせずにすみ、大開口や大空間といった自由度の高い家を設計できるため、面積や形状に制約の多い狭小地にも対応しやすいからです。

ただし、重量鉄骨の家は木造の家に比べて建物の重量が重いため、基礎工事の際に地面をかなり深くまで掘削して頑強な基礎を築く必要があります。

 

 

狭小地で重量鉄骨の家を建てる時に必要なこと

中村建設が重量鉄骨の家を建てる場合、約1.5m~2mの深さまで地面を掘削して、底を整えてから基礎工事を行います。

たとえば、隣の建物と新居との間隔が100㎝しかない場合、基礎工事で150㎝近く地面を掘ると、隣地の地盤が崩れて建物が傾き、倒れ込んでくる恐れがあります。
それを防ぐためには、「土留め」という工事が必要です。ハウスメーカーや工務店によっては、簡易式の土留めしか行わない会社もあるようですが、当社ではビルやマンションを建てるときと同じような方法でしっかりと土留め工事を行っています。

 

 

「土留め」とはどんな工事?

「土留め」とはどんな工事?
「土留め」とは、基礎工事の作業によって周辺の地盤が崩れてこないように、「H鋼」というH型の鋼材や、「矢板」という木の板を使って隣地の地盤を補強する工事のことをいいます。

通常、マンションやビルは高さ7m~10m程度まで土留めを行いますが、一般住宅の場合は基礎工事の深さと同様に、高さ1.5~2m程度行うのが一般的です。

 

 

「土留め」の工事はどんなふうに進めるの?

土留めの工事は、H構を地盤に打ち、そこに矢板を張って抑えつけていきながら、隣の敷地に土を入れていきます。工事は隣地に入って行わなければならないので、当社では事前に隣家の方に工事の交渉を行って承諾を得て、トラブルが生じないよう配慮しています。

 

 

狭小地での家づくりで他に注意が必要なことは?

狭小地に家を建てる場合は、隣の建物との間隔が狭いため、外壁を貼ることすら困難になります。サイディングやガルバリウム鋼板などの外壁材は、建物の外側からビス(ねじ)を打たなければならないので、外壁工事が困難です。そのため、隣家との距離が狭く、屋外から工事ができない場合は、ALC材を使用します。

ALC材はパネルを建物の上から降ろして、室内からビスを打てるので、隣の家との間隔が狭くても施工が可能です。取り付け前に、あらかじめパネルに塗装も施しておきます。

 

 

中村建設が狭小地に強い理由とは?

当社は総合建設業ですので、市街地や狭小地でビルやマンションの施工を手掛けた経験が豊富にあります。また、ビルやマンションを建てる際の土留め工事や外壁工事のノウハウを一般住宅に活かすこともできます。そのため、狭小地でも安心・確実な工事を実現できるのです。

 

狭小地でも地震に強い重量鉄骨造が選ばれるのは、耐震性に妥協を許さない点が大きな理由になっています。

狭小地住宅や中村建設の家について、分かりやすく解説した動画もアップしております!

狭小地住宅をご検討中の方は、ぜひご覧いただけますと幸いです。

家づくりをお考えの方は、家族が安心して住める重量鉄骨造をご検討してみてはいかがでしょうか。

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