一昨年に起きた浜松大停電や、関東地方を中心に甚大な被害を及ぼした昨年の台風など、ここ数年、台風や洪水の被害が相次いでいます。
そのため、家を建てる際にも、地震だけでなく台風や洪水対策を相談されるお客様が増えてきました。

 

シャッターの設置

サッシの性能が向上したため、近年は雨戸やシャッターを付けるお宅が少なかったのですが、最近は相次ぐ台風や洪水を懸念してシャッターの設置を希望されるお客様が増えてきました。

シャッターは窓を外側からガードし、暴風による飛来物があった際にガラスが割れるのを防いでくれます。台風対策としてだけでなく、旅行などで家を留守にするときや、夜間の防犯対策としても役立ちます。すべての開口部に設けなくてもいいですが、掃出窓には付けておくと安心です。

 

 

自然災害に強い外壁材選び

台風時に暴風による飛来物がぶつかって、外壁に穴が開いてしまう場合があります。
最近は外壁材の性能も上がっていますが、特に自然災害に強いのは「ALC」です。

「ALC」とは、気泡が入っている特殊なコンクリートの一種です。軽量で強度が高く、施工や加工が容易で、断熱性・耐火性・遮音性にもすぐれ、建材として高層ビルから一般の住宅まで使われています。ALC」なら、台風で飛来物がぶつかってきても、外壁が破損する心配はありません。

 

 

停電への備え

一昨年、台風によって浜松市を中心に最長1週間に渡る大停電が発生し、電気のない生活の不便さを実感したと同時に、停電対策の必要性を改めて思い知りました。

停電対策として最も有効なのは、太陽光発電+蓄電池です。両方が備わっていれば、晴れている日は昼間に太陽光発電の電気を使い、夜間に蓄電池の電気を使えるので、3日以上は生活できます。ただし、蓄電池は最近価格が下がってきてはいるものの、導入にはまだ150万円以上かかるので、費用面で検討が必要です。

家族が安全・安心な暮らしを続けるには、「もしも」に備えた対策も重要です。全体的なコストバランスを考えながら、必要な備えを検討しましょう。

地震だけでなく、台風や洪水にも備えた家づくりが大切ですね。

シャッターの設置や強い外壁素材、太陽光発電などの導入をご検討して見てはいかがでしょうか?

災害に強い家づくりをお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせくださいませ!

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