災害に強い家として、最近ますます注目を浴びている重量鉄骨の家。
重量鉄骨の家はハウスメーカーだけでなく、地元工務店でも鉄骨造の実績がある会社は建てることが可能です。
では、ハウスメーカーと地元工務店の重量鉄骨住宅にはどのような違いがあるのでしょうか。
ハウスメーカーで重量鉄骨住宅を建てるメリットとデメリット
鉄骨住宅には、「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」があり、鉄骨の骨組みに使用している材料の厚さで種類や名称が変わります。
「軽量」と「重量」という名称通り、材料が厚くて耐震性が高いのはもちろん「重量鉄骨」ですが、ハウスメーカーの一戸建て住宅で扱っている鉄骨住宅は「軽量鉄骨」の場合が多いので、まずそこに注意が必要です。
ハウスメーカーの鉄骨住宅のなかでも「ラーメン構造」と呼ばれているものは、重量鉄骨住宅です。
ハウスメーカーの重量鉄骨住宅には次のようなメリットがあります。
・会社の規模が大きいので信頼がおける
・品質や性能に間違いがない
・「60年保証」といった保証制度がしっかりしている
・会社の認知度が高いので「○○で建てた」と周囲に自慢できる
・間取りや素材、設備などが限定されているので内容を決めやすい
一方、デメリットもあります。
・広告宣伝費にお金をかけているので価格が高い
・間取りや素材、設備などを選ぶ際の自由度が低い
・若い営業マンが多く、担当がよく変わる
・分業なのでプランニングからアフターサービスまでの連携が取れていないことも
・規格化されているので外観に個性がない
・過度の保証制度によって余計に費用が高くなる
地元工務店で重量鉄骨住宅を建てるメリットとデメリット
一方、各地域には、ハウスメーカー以外にも重量鉄骨住宅を扱っている工務店が複数あります。
地元工務店が建てる重量鉄骨住宅には、次のようなメリットがあります。
・ハウスメーカーと比べて価格が断然安い
・デザインや間取りの自由度が高い
・知識と経験が豊富な営業マンが完成まで一貫して対応してくれる
・間取りや素材、設備などを選ぶ際の自由度が高い
・狭小地や変形地など、さまざまな制約のある土地でも対応可能
・重量鉄骨住宅として必要十分な保証制度を備えている
・建てた後の不具合やアフターサービスなども相談しやすい
一方、デメリットもあります。
・ハウスメーカーと比べて知名度が低い
・広告・宣伝ツールが少ない(その分、建物の費用が安い)
・自由度が高い分、プラン決めや内装決めに時間がかかる場合もある
中村建設の重量鉄骨住宅の特徴
ハウスメーカーと地元工務店の重量鉄骨住宅のメリット・デメリットについてご説明しましたが、そのなかでも特に大きな違いが生じるのは「価格」です。
前述のように、重量鉄骨住宅は軽量鉄骨住宅に比べて骨組みが厚いことから、その分費用も高くなります。
ハウスメーカーの重量鉄骨はそれに加えてさらに高額なので、実は、予算がオーバーしてしまい、当社に相談にみえるお客様がたくさんいらっしゃいます。
そこで、当社の重量鉄骨住宅の家づくりの特徴をまとめました。
① 創業65年の実績で安心と信頼の家づくりをご提供
私たち中村建設は、創業65年の歴史を持つ総合建設会社です。地域の公共施設や、高層マンションなどの大型建造物など、重量鉄骨造の建造物の実績も数多く、安心して家づくりをお任せいただけます。
② ハウスメーカーよりも太い柱で大開口・大空間を実現!
ハウスメーカーの重量鉄骨造の柱の太さは15cmが一般的なのに対して、当社の柱の太さは20cmが標準です。基本的に、柱が太ければ太いほど長いスパン(柱間距離)に対応できます。つまり、大空間や大開口といった自由度のより高い間取りが可能になります。
③ 自由度が高く狭小地や変形地などにも自在に対応
ハウスメーカーの住宅プランはある程度パターンが決まっていますが、当社はプランが自由にできるので、たとえば街中の狭小地や変形地などにも対応可能です。
④ 高品質でリーズナブルな家づくりを実現
構造・性能・デザインともに高品質な家づくりをリーズナブルな価格でご提供します。
⑤ 一級建築士やインテリアコーディネーターと一緒に家づくり
さらに、お打ち合わせやプランニング、設計は一級建築士が担当し、専門のインテリアコーディネーターが内装などの提案をしていますので、構造、デザイン、そして価格のどれも満足度の高い住まいをご提供します。
⑥ アフターサービスも親切・丁寧に対応
地域密着型の総合建設会社として、ご入居後のお施主様の住まいと暮らしをずっと見守り続けます。ご入居後のお困りごとはもちろん、リフォームのご相談もいつでも気軽にしていただけます。
まとめ
このように、ハウスメーカーと工務店の重量鉄骨住宅にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
どちらが実質的にプラスになるのかをよく考えて、ご家族の要望や予算、敷地の条件に合った住宅会社を選びましょう。