こんにちは

工事グループの加茂です。

市内で施工中の事務所ですが

擁壁工事が完了し、現在建物の基礎工事を行っています。

 

こちらは現場入り口の状況です。

擁壁工事が無事終わり、現場はこれからといった感じです。

 

さて今回は 新しい技術 を紹介したいと思います!

建物の下に地盤補強を行うのはよくあることなのですが、今回は柱状改良という補強を行いました。

一カ所あたり1000Φのオーガーで、現場の土と固化材を攪拌しながら地面の中に杭状の改良体を築造するという工法です。

その工事を行う準備として、「位置出し」が必須となります。

従来は測量機器をつかい、現場監督2名で行うのが一般的でした。

ですが今回は下の写真のように1名で行うことが出来る「杭ナビ」というものを使用しました。

この杭ナビは、パソコン上で作った座標をインプットすることで、本体を設置すると杭の位置へと誘導してくれます。

スマホのような端末を持ちながら目標点に合わせていくのですが、昔のアニメ ドラゴンボール にでてくる ドラゴンレーダー のような感覚で「楽しく」位置出しが出来ます。

 

精度もなかなかで、今回は杭の位置出し36箇所行いました。

現場の若手社員に作業してもらいましたが 時代だな と思いました。

これからもこのようなツールが次々と出てくるのだろうなと考えると楽しみです。

建築現場も変わっていきます。

 

次の写真は基礎配筋工事の状況です。

杭工事は少し前に完了したので現在はこのような状況です。

本日配筋検査を受け、今月末にコンクリート打設を行います。

8月までの工事ですが、今のところ工程のずれ無く進んでおります。

この調子で最後まで現場管理に努めるとともに、若手社員の育成もしていけたらと思います。