最近は、経費節約や利便性を目的に、店舗付き住宅の新築を希望するお客様が増えています。
中村建設でも、これまでに学習塾、鍼灸院、写真館、行政書士事務所、土地家屋調査士事務所、美容室・工場・学生服専門店など、多種多様な店舗付き住宅を手がけてきました。

店舗付き住宅を建てる際には、重量鉄骨造が最も適しているといえます。
その理由を詳しくご説明します。

店舗付き住宅のメリットとは?

店舗付き住宅とは、その名の通り、「店舗と住居が同じ建物内にある住宅」のことを示します。

プランの内容としては、住宅の1階を店舗と住居で共有する方法や、
1階は店舗、2階以上は住宅と、フロアによって店舗と住居を分ける方法などがあります。
また、建物内で店舗と住居が繋がっている場合と、独立している場合があり、それぞれの用途や目的に応じてプランの内容が変わります。

店舗付き住宅には、次のようなメリットがあります。

・建築費用を一部経費として計上できる
・店舗の家賃がかからない
・住居と同じ建物なので、通勤時間と交通費をカットできる
・仕事と家庭を両立するのに便利
・将来、貸店舗として利用することもできる
・店舗と住宅を別々に建てるよりも費用を抑えられる(土地の確保・各建築費等)

 

重量鉄骨造が店舗付き住宅に最も適している理由

店舗や事務所、道場、倉庫などを併設する場合、大空間を必要とするケースが多く、軽量鉄骨造や木造では対応しきれないことがあります。

また、1階に大空間を確保して、なおかつ3階建てにするとなると、木造や軽量鉄骨造では耐震性に不安が生じます。

その点、重量鉄骨造は7~9mのスパンで大空間を作ることができるため、大空間付きの3階建て住宅にも十分に対応可能です。

具体的には、店舗付き住宅を建てる際に次のようなご要望が出ることがあります。

・トラックが建物の中に入れるように天井高を高くしたい!
・作業用や店舗用に大きな吹き抜けを作りたい!
・作業用や店舗用に3mの天井高を確保したい!
・店舗部分を全面ガラス張りの大開口・大空間にしたい!

こうしたご要望も、重量鉄骨造なら問題無く叶えることができます。

また、狭小地や変形地にもフレキシブルに対応可能。狭小地で駐車場を敷地内に確保したい場合は、1階部分を駐車場として壁を取り払うことも自由にできます。

将来的に店舗を閉業することになっても、重量鉄骨造の場合はリフォームが簡単にできますので住居スペースにすることも可能です。

こうした理由から、重量鉄骨造が最も店舗付き住宅に適しているといえます。

店舗付き住宅を建てるときのポイント

次に、店舗付き住宅を計画する際のポイントを次にまとめました。

■駐車場と玄関の位置を検討する

店舗と住居、それぞれの駐車場や玄関を共用するか・しないかによって、敷地の使い方が大きく変わります。理想的なのは駐車場と玄関を別々にすることですが、敷地の広さや立地条件によってはそれが叶わない場合もあります。プランニングの際には、完成後の使い勝手を考えて、まずそれをどうするか検討しましょう。

■売却は一戸建てよりも難しいということを知っておく

店舗付き住宅は一戸建てよりもニーズが絞られているので、一般住宅よりも売却が難しく、時間がかかることが予想されます。その対策として、売却前に店舗スペースを住居スペースにリフォームして売りやすくする方法が考えられます。その点、重量鉄骨造はリフォームがしやすいので有利です。

■立地予定地の用途地域を事前に確認する

店舗付き住宅は、どこにでも建てられるわけではありません。敷地の「用途地域」によっては面積が制限されることもあります。特に、第1種・第2種低層住居専用地域などの場合は高さ注意が必要です。

用途地域は、国税庁のWebサイトで確認することが可能ですので、下記をご参照ください。
国土交通省「国土政策局国土情報課 GISホームページ
また、地方自治体に問い合わせて聞くこともできます。

■住宅ローンが使えない場合もあるので注意!

店舗付き住宅の店舗部分は「住宅」ではないので、場合によっては低金利の住宅ローンを利用できないこともあります。一般的には、住宅部分が全体の面積の50%未満の場合は住宅ローンを利用できないケースが多いので、事前に金融機関などに問い合わせて確認しましょう。

まとめ・中村建設だからできること

木造や軽量鉄骨造で対応が難しい大空間を必要とする店舗・倉庫・事務所には、やはり重量鉄骨造の建物が最適です。
その理由は、

■7~9mスパンの大空間や大開口、吹き抜けに加えて3階建てにすることもできます。

■重量鉄骨造の建物は骨組みも丈夫なので、地震等の自然災害にも耐えられます。

■自由度が高いので、変形地や狭小地でも施工が可能です。

■リフォームがしやすいので、将来店舗を閉業したり、売却したりする際にも有利です。

さらに、店舗付き住宅は、業種によっては専用住宅以外の専門的な設計知識が必要となる場合が多いですが、総合建設業の中村建設の住宅部門である私たちにお任せいただければ安心です!

中村建設の家では、これまで下記のような店舗付き住宅を施工した経験があります。
・理容室、美容室、ネイルサロン、鍼灸院・写真館、制服専門店
・行政書士事務所、土地家屋調査士事務所
・倉庫、電気工具作業所、社務所・農業用倉庫、板金工場

木造や軽量鉄骨造では上記のような施設に必要な条件をクリアすることが難しい場合があります。
またハウスメーカーさんの場合は規格の寸法があるため、規格外になった途端に金額が跳ね上がることも考えられます。

その点、中村建設の重量鉄骨造はご要望に合った店舗併用住宅を適正な価格でご提供できます!

店舗付き住宅を検討されている方は、ぜひ一度、当社にお問い合わせください。