こんにちは!

工事部の加茂です。

有玉K様邸は現在内装工事と外構工事を進めています!

 

外部足場がはずれ、外構工事用の重機を導入しました。

このところ天気が不安定でなかなか工事は難航しておりますが合間を見ながら進めています。

 

こちらは内部の様子

和室中央に置いてあるのは、内装のクロスに糊付けをしたり、長さをカットする機械です。

建築の仕事をしている人は良く見るものかもしれませんが、一般の方は珍しいかもしれません。

 

こちらが施工前の状況です。

準備万端です(^^)

約10日程度で内装工事は完了します。

そのあとはキッチンやトイレなどの設備機器取付、10月5日にクリーニングまで進める予定です。

随時外部は外構工事を進めます。

10月21日22日には見学会もありますのでお楽しみに!

 

 

さて、現場とはすこし外れますが、皆さんはコチラの建物を御存じでしょうか?

 

 

グランシップ静岡 です。

正確には 静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ といいます。

先日とある会議に出席するためにこちらへ伺ってきました。

ずっと昔からあるイメージですが、意外と1999年竣工です。

設計は 日本を代表する建築家のひとり 磯崎新 です。(2022年に逝去されています)

恥ずかしながらグランシップは初めて来たのですが、ダイナミックなデザインと存在感に圧倒されます。

新幹線から通りすがりに見えるこの立地で

「11秒間の一瞬に印象づける建物」というコンセプトだそうです。

 

静岡県内で行う大きな会議や国際的な会議、学会などに使われています。

延べ床面積 60630㎡ 地上12階 地下2階

当時 700億円の費用が投じられて建設されました。

建設時期はバブル崩壊後なのですが、よくこの規模が作れたなと、驚きますね。

費用的な面からもなかなか今後このような建物は作れないでしょうね。

この建築少しだけ残念なことに、湾曲した外壁に使われているスレートが剥落し、良く見ると落下防止の網が張られているのです。

建設から15年ころの時期です。

材料の選定で大きくライフサイクルコストが左右される。

大きな建物はなおさらですね。

初期投資が大きくなっても、半永久的にもつ材料などがあれば、良いのにななんて思ったりもします。

日本の建築は歴史上、壊れては作るの繰り返しと言われております。※地震がおきる国なので仕方ないのですが。

私の携わっている住宅は、地震で壊れては困るので、より良いものを追求する気持ちで

モノづくりに励みたいと思います!