地震に強い家にするためのプランニングの秘訣とは?
皆様こんにちは。中村建設です。今回は前回(4月6日投稿)に引き続き、2年前の4月14日に起こった熊本地震を教訓に、地震に強い家づくりについてお話しします。
中村建設では、重量鉄骨とともに木造住宅も手がけています。重量鉄骨の家は構造自体の強度が高く、大開口や大空間などの自由な間取りが可能ですが、木造住宅の場合には建物の形や間取りによって建物の耐震性が変わることがあります。
では、実際に木造住宅をプランする際にはどんなことに注意すればいいでしょうか?ポイントをまとめてみました!
1. 地盤が弱い所に家を建てる場合は地盤を硬くする地盤改良が必要となります。また、建物は単純な四角形の家が最も耐震性が高いし、コストも抑えられます。L字型やコの字型など、複雑な形の家を建てる場合は、角の境界部分の耐震補強をしっかりと行いましょう。
2. 1階と2階の壁の位置を揃えると通し柱が使えるので、建物の強度が高まります。
3. 1部屋が広いよりも部屋数がたくさんある方が、横からの揺れに強くなります。
4. 窓が少なく壁が多いほど地震に強い家になります。また、壁と窓のバランスも重要です。建物の角には壁をバランスよく配置しましょう。
5. 太陽光の設置を考えられている場合には、太陽光パネルの荷重を考えた構造計算が必要になります。
・・・とはいえ、間取りに制約がありすぎて、自由なプランニングができないのは残念ですよね。そこはぜひ、私たちプロにお任せください!
中村建設では耐震性を重視したうえで、お客様の理想に合った住まいをご提案します。
いつでもお気軽にご相談ください。