当初から奥様は洋風の住まいをご希望、ご主人は丸太小屋がいいということで、一時は住まい造り自体が中止になったそうです。
再び計画が持ち上がったときに、ログハウスはあきらめて囲炉裏は?という案が出て、それならと一室を囲炉裏部屋にすることで設計に至りました。
囲炉裏と聞いて、古民家好きの担当プランナーがたいへん張り切った物件です。 さて、囲炉裏部屋はまるで別世界。外観からはまったく想像できません。
しかし庭に繋がるデッキがぐるりと囲み、夏は窓を開ければ、大空間解放となります。また、渋めの内装と吹き抜けが古民家の雰囲気を醸し出し、冬は鍋を囲みながらあたたまれそうです。
「仲間とわいわい飲むのが好きなので、ここは大満足です。」とご主人。最初「?」マークだった奥様も「すっかり気に入りました。」と笑います。
囲炉裏に目が行きがちなK様邸ですが、実は2階天窓まであるリビングの「大吹き抜け」をぐるっと囲むように2F居室が配置してあるたいへん開放感のある家なのです。
吹き抜けは奥様の幼い頃からの憧れとのこと。どこにいても家族の声が届く暖かな雰囲気が感じられます。
モデルハウスを見てなかけんさんに任せると決めたとおっしゃる奥様。
「出された提案がどれも良くて、実際にできあがったらすごく自分好み、大大満足です!」と太鼓判でした。
リビングダイニングは大扉で仕切れる。
古民家を現代風に再現。天井高があり、開放感もある。
階段下をあえて収納庫とせず、床収納に。シースルーで明るいスペースに。
パントリーはビビットな色調のクロスをセレクト。明るい雰囲気に。
寝室の作り付け家具。
ここの裏側にドレッサーがある。参考にしたいアイデア。
家族用の第二玄関の提案。玄関正面には調湿・脱臭機能のあるエコカラットの提案。