大きくせり出したベランダが特徴のI様邸。インタビューをすると「家は平屋しか考えていなかったんです。」とご主人の意外な答えが返ってきました。
元々ご実家が平屋で、平屋でしか生活したことがなく、2階建て家屋のイメージがどうしても浮かばなかったとのこと。ご自分で簡単に図面を考え、大手メーカーに持ち込んだところ、打ち合わせプラン変更のたびに見積金額が上がっていったそうです。
これでは当初の計画と違うと、つてを当たって中村建設に相談したところ、2階建てのプランが出てきて、考えが変わったそうです。
ご主人が特にこだわったのは1階にある3畳プラスαの小部屋。「ここには平屋への自分の執着があるんです。」と笑いながら話してくれました。完全なプライベートスペースとして独立しています。
プラン作成はご主人のわがままばかりかというと、実は娘さんのピアノの練習のためにリビングは作られていたり、2階のベランダは大きく、どの部屋からも出られる設計がしてあります。
家事室もあり、奥様のご要望もかなり入った間取りになっていることがわかります。
ご家族所有の敷地内での新築で、通常の新築とは違い様々な条件があったI邸。「思い切って相談して良かった。」とI様。大手メーカーではできないことをカタチにする中村建設の力量が垣間見える物件です。
娘さんのためにピアノを置く予定のリビング。
勾配の緩やかな階段。窓からの光で明るく。