今回のK様邸は天竜浜名湖線沿線にある住宅地に土地を購入して新居とした若いご夫婦です。
奥様のアイデアである「ハワイリゾート風」の奥行きのあるエントランスから玄関へと向かうアプローチにワクワク感が起こります。K様邸を訪ねてくるお客様にも同じように感じさせてくれるのではないでしょうか。
ご主人のこだわりを聞くと「壁ですね。」というお答え。玄関壁には調湿・吸着機能に優れたエコカラット、リビングにはテレビ用のスペースにかなり背の高い壁を設けています。海外のホテルや住居をイメージして考えたとのこと。庭に繋がる広いデッキは、天井高のある吹き抜けのリビングダイニングと繋がって大きな解放感を醸し出します。
「間取りや部屋のイメージはモデルハウスをかなり参考にしました。」というお二人ですが、作り付けのソファや、パウダールーム、キッチンの作り込みなど、他社の展示場を回ってアイデアを少しずつ吸収し、担当プランナーにぶつけながら家づくりを行ってきた様子がうかがえます。
「コーディネーターさんが私の感覚をよく理解してくれたおかげで迷いが少なくて済みました。」と奥様。統一感のある内装や照明になったのは、コーディネーターさんのデザイニングの力が大きい、とも話してくれました。
「こうしたい」というアイデアを頭の中でなかなか具体化できないというのが、一般的な家づくりの流れ。Kさんもそのギャップが難しかったと言います。しかし、細かな打ち合わせの積み重ねで「信頼」が生まれ、住みやすく、こだわりのある家になる。そう感じさせる住まいです。
最上部の窓は風通しを考えたアイデア
窓を開け放すとデッキとリビングが繋がる
海外のホテルがヒントの収納付き洗面台。奥にパウダールームを併設。
作り付けソファ。子供たちも大喜び。けい藻土を使った客間。
提案があり設けた和室だが、結果的に大正解。
大きなデッキは用途がいっぱい。
エコカラットを使った玄関。なかけん得意の第2玄関仕様。