M様ご家族は5年ほどドイツに在住。ご主人が大の地震嫌いということで重量鉄骨造の住まいを検討され、奥様のご実家が中村建設の重量鉄骨造住宅『どっしりくん』仕様だったため、その良さを直接聞いていたこと、また間取りなどの“住みたい家”のイメージが重量鉄骨造住宅がぴったりだったことなどから成約、建築に至りました。
真っ直ぐに抜けるリビングダイニング、階段の位置、広い踊り場とバルコニーなど、家の中はM様ご夫婦の「自由な発想」が生かされた設計になっています。
お二人に共通する気に入った点は「風通しの良さ」。東西南北に窓を設け、二階まで抜ける風の道は、とても心地よいものでした。ドイツ暮らしのセントラルヒーティングの良さを取り入れた「蓄熱暖房器」をリビングに備え、重量鉄骨造住宅の気密性を利用した寒さ対策も万全な様子です。
内装は全体には白を基調にした明るい室内で、「ドイツで住んでいたアパートがこういう雰囲気でした。」とM様。奥様は「風通しが良いこと、掃除がし易いこと、そして明るいこと。希望が叶って満足です。」と話してくれました。
玄関脇の洋服がけや勝手口の収納などの実用的な設備は、これから家を建てる方にたいへん参考になる好例です。
また、玄関横には3人のお子さんの手形、勝手口にはお子さんの絵を飾ったフックがあり、家族をとても大切に思っていることが伝わるお住まいです
東西に長いリビングダイニング。手間に見えるのが「蓄熱暖房器」。カウンターの下に収納。
リビングに畳スペースを作り、客間兼くつろぎの空間に。
2階は部屋を分けず、踊り場まで自由な空間に。
バルコニーはとても開放的。子供たちが楽しそうに遊ぶ風景が見えます。
寝室の一面のクロスを張り分けてスタイリッシュな雰囲気に。
外観は重量鉄骨造とは思えない三角屋根の建物。