皆様こんにちは♪ 中村建設です。

当社では、新築と同様にリフォームのご提案も行っています。

部分的な小規模リフォームからお家全体の大規模リフォームまで幅広く手がけ、お客様により住みやすく、より心地よい住まいをご提供しています。

そこで今回は、当社で家をリフォームされたオーナー様の声をご紹介します。

【浜松市浜北区:K様邸】

K様のご自宅は、以前1階を店舗として利用していました。

しかし、その役目を終え、1階をリフォームしてお母様の長年の夢だった茶室を設けることにしました。

建物は重量鉄骨造なので1階の天井高も高く、和室を小上がりにして床を上げてもまだまだ余裕の天井高を確保できます。

お茶室の広さは4帖半が基本なので、サイズ感もぴったりマッチ。3.1帖の広さを確保し、茶室に沿って板の間も増設しました。

新たに設けた茶室は、重量鉄骨ならではの「柱型」があるのが大きな特徴です。

お母様はそれに対して、「純和風ではないけれど、茶室としてだけでなく、お友だちを集めて大好きな絵手紙を描いたりと、あれこれアレンジができそうですね!」と、かえって喜んで下さいました。

重量鉄骨ならではの独創的な空間に仕上がった茶室。

本来は掛け軸を飾るべき位置に窓があるため、掛け軸の代わりに色紙を掛けてあります。色紙の書はもちろんお母様ご自身が筆をとりました。

色紙に書かれていたのは、『わけい-せいじゃく【和敬清寂】。

この言葉には「主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つ」という意味があり、利休の茶道の精神・境地を表しているそうです。

また、「和」と「敬」はともに主客の心得を、「清」と「寂」は茶庭・茶室・茶器などに関する心得を示します。

お母様は普段からこうして書をたしなまれ、季節に合わせて色紙を準備するところから楽しんでいらっしゃるそうです。

茶室の炉(ろ)は、現代的な電気式を採用しました。

ただし、炉を使ってお茶をたてるのは11月から4月中旬頃までの寒い季節のみで、5月からは畳の上でお茶を沸かす「風炉」に切り替わります。

「実際にお茶をたてられる日が楽しみです」と朗らかな笑顔を浮かべるお母様。

空間に新たな命を吹き込むことで、暮らしに新たな歓びが生まれる・・・それこそがリフォームの素晴らしさだと感じました♪

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