実際に施工するのは地元の職人だから、地元に精通した会社を選びました
Q:家を建てることにしたきっかけを教えてください。
私たち夫婦は結婚3年目。新築前はアパートに住んでいましたが、これからずっと家賃を払い続けることを考えると、早めに家を建てたほうが得策だろうと考えて、新築を検討し始めました。祖父母の自宅を譲り受け、建物を解体して家を建て替えることにしました。住宅会社選びでは、まずは住宅展示場を回ってハウスメーカーなど5、6社を検討。土地が既に決まっていたので、各社にざっくりとしたプランと見積もりを立ててもらって比較しました。
Q:当社をお知りになったきっかけは?
中村建設さんのことを知ったのは、地元の住宅会社をネットで検索して見つけたのがきっかけです。どのようなワードで検索したかは覚えていませんが、地元で重量鉄骨造の家を建てることができる会社は少ないので興味を持ちました。
Q:当社を選ぶ決め手になったのは?
まず、中村建設さんは地域密着型の企業で、住宅建築だけでなく、公共工事から大規模な建物の建設に至るまで総合建設業を幅広く手掛けていることに信頼を感じました。特に決め手となったのは、ハウスメーカーに家づくりを依頼しても、結局実際に家を建てるのは地元の大工さんや職人さんなので、だったら地元に精通している会社の方が安心感があるだろうと思ったからです。また、中村建設さんは設計・施工・現場管理を一貫して手掛けていることにも信頼を感じました。
災害時に家族や親戚の安全・安心を守るシェルターのような家を建てたい
Q:重量鉄骨造の家を建てようと思われたのはなぜですか?
静岡県は、東海地震や南海トラフ地震の際に大きな被害が出ると予測されているので、地震に強い家であることが絶対条件でした。我が家の周辺には親戚の家が集まっているので、万一地震が来たら、みんなを自分の家に呼んで、ライフラインが復旧するまで避難所に行かなくても生活できるシェルター的な家にしたいという思いが強かったんです。だから、木造よりも断然地震に強い重量鉄骨造の家を選びました。また、重量鉄骨造の家はスパンを広く取れるので、広々とした空間や吹き抜け、大きな窓を設けられることにも魅力を感じました。
Q:家づくりで希望したことはどんなことですか?
私はクルマ好きなので、第一にビルトインガレージを設けたいという希望がありました。建物の間取り的には、1階に水回りとL DKとビルトインガレージ、2階に主寝室と子ども部屋を配置する構想でした。土地がそんなに広い訳ではないので、LDKは可能な範囲で広くできればいいと考えていましたが、当初から、開放感を持たせるために、吹き抜けとリビング階段を設けたいという要望はありました。妻の要望は、キッチンをアイランド型にすること。それと、以前住んでいたアパートにサンルームがついていて、洗濯物を室内干しするのにすごく便利だと妻が非常に気に入っていたので、新居にも取り入れたいと希望しました。
Q:デザインについてはどのようにこだわりましたか?
プロのコーディネーターさんから、「室内のインテリアコーディネートは、極力色味を抑えて使うと空間が散らからない」というアドバイスを受けたので、全体的に色を抑えめに内装をコーディネートし、色を使う部分はアクセント的に用いるだけにしました。LDKの床はモデルルームでサンプルを見たりしながら、好みのものを夫婦で相談して決めましたが、結果的にすごく気に入っています。家具は造作で付けたもの以外には特に新しく購入しませんでした。実際に住み始めてから必要に応じて少しずつ購入していく予定です。
ご主人の念願のビルトインガレージは趣味の時間を思いきり楽しむ空間
Q:完成した家についてのご感想はいかがですか?
今のところ大変満足しています。普段は1階のLDKでほとんど生活していますが、居心地がとてもいいですね。お気に入りTOP3は、吹き抜けのリビングの広がりと開放感、ビルトインガレージ、そしてアイランドキッチンです。LDKには床暖房を採用し、エアコンはリビングに1台だけ設置しただけですが、それだけで夏も冬も快適に過ごせています。
Q:新居での生活で一番気に入っていることは何ですか?
新居に引っ越してから、友人が遊びに来る機会が増えましたね。仲間が集まると、ビルトインガレージでアウトドア感を味わいながらお酒を飲んだりできるし、ガレージの上のバルコニーでバーベキューもできます。とにかく家の外や中に人が集まれる場所が色々あるところがすごく気に入っています。
Q:ご主人の念願のガレージについてのご感想は?
ビルトインガレージには、車(ジープ)を1台と、バイクを1台置いています。ガレージと玄関がつながっているので、雨に濡れずに家を行き来でき、非常に便利になりました。また、ガレージを友人が集まる空間としても利用したかったので、車庫っぽくない空間にしたくて、内装の壁に外壁材を用い、色合いにもこだわって、男前に仕上げました。エアコンも設置してあるので、クルマいじりをしたり、仲間が集まったりしたときに重宝しています。
将来のライフスタイルにも対応できる柔軟性や可変性に優れた間取りが実現
Q:中村建設の家づくりに対するご感想は?
中村建設さんと普段からお付き合いのある、地元の業者さんに工事をやってもらえたので、安心感が強かったですし、実際の工事もしっかりやってもらえました。また、担当者さんが設計士で専門的な知識をよく知っていることにも信頼がおけたし、打ち合わせもスムーズに運びました。建てた後のアフターサービスもしっかりしていて、つい先日も1年点検がありましたが、気になるところはすべて対応してもらえました。
Q:費用に対するご感想は?
中村建設さんの重量鉄骨造の家は、木造住宅と比べると価格は割高ですが、ハウスメーカーの重量鉄骨造よりも安いという費用感でした。実際に、あるハウスメーカーからも簡易的に見積もりを出してもらいましたが、中村建設さんに比べるとかなり費用が高かったです。また、私たちの場合は、ちょうどコロナ禍で資材が高騰しているタイミングで家づくりを計画したため、それ以前と比べると結果的に費用がかかりましたが、金額よりも自分たちがやりたいことを優先したことによって得た満足感は非常に大きいです。
Q:これから家を建てる人に対するメッセージは?
重量鉄骨造の家は地震に強いことはもちろんですが、空間も広く確保できるので、やはり総合的にみて選んで正解だったと思います。これから家族構成もライフスタイルも変わっていくと思いますが、重量鉄骨造の家は木造の家と比べて柱や梁が少なく、間取り自体もできるだけ仕切りのない空間にした結果、柔軟性や可変性に優れた住まいを実現できたので、必要に応じてその都度模様替えやリフォームをしながら、快適に暮らしていけるのではないかと思います。
住まいに対して求めることは人それぞれだと思いますが、事前に情報を集めて、自分たちが納得するまでこだわることが、家づくりの成功の秘訣だと思います。とにかく、どうしても譲れないという部分は決して妥協せず、後悔しない家を建てることをお勧めします。
Writer> 中村建設(株)住宅事業部 アドバイザー 中村真由美
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スペック情報
- ■土地情報 自己所有
- ■家族構成 ご夫婦
- ■建物の構造 2階建て
- ■延床面積 124.35㎡(37.61坪)
- ■工法 重量鉄骨造
- ■設備・性能